WVI for WinCE : VIクローン for WinCE Ver 0.05 ●概要   これはVIクローンWVIをWinCEで動作するように移植したものです。WVIはUnicode  化されているので、WinCE上でも日本語の編集が可能です。   また、このプログラムはCEコンソールアプリとして実現しています。コンソール  を導入していないと利用できないので注意してください。コンソール環境は、   http://www.oohito.com/  から入手することができます。   なお、このドキュメントには最低限のことしかかかれていません。  xvisrc.zip に含まれるオリジナル XVI のドキュメント、及び、WVIのドキュメント  readme.nt を必ず読むようにしてください。 ●インストール   WVI.EXE と WVI.HLP を、WindowsCEマシンの下記ディレクトリのうちのどこかに  転送してください。   ・ルートフォルダ   ・\Windowsフォルダ   ・\Storage Cardあるいは\PC Cardフォルダ  なお、CEShellでPATHの設定をしている場合には上記の限りではありません。 ●WinCE 版に特有なこと   1. \_EXRC を起動時に読み込みます。このファイルで初期設定を行ってください。   2. PIPE 機能がありません。   3. codepage 機能がありません。   4. プリザーブ機能は常にUNSAFEになります。プリザーブ・ファイルは作成されま   せんので注意してください。   5. カラーなど文字属性はサポートしていません。 ●コンパイルの方法   ソースはパッケージサイズの関係から、WVIソースに対する差分ファイルの形式  で提供しています。WVIのソースは wvisrc.zip に格納されています。また、オリ  ジナルXVIのCOPYINGに従い、xvisrc.zip に XVI のソースが格納されています。   WinCE版のソースを得るには、wvisrc.zip の内容を展開後、    patch < wince.dif  としてください。同じディレクトリにWinCE版のソースが作成されます。   コンパイラは、Visual C++ V4.0 + Visual C++ for WindowsCE V1.0 を利用し  ています。プロジェクトファイル(wvi.dsp/wvi.dsw)も添付していますので統合  環境にてコンパイルしてください。 ●著作権等について   このアーカイブ内の各ファイルは、オリジナル・ソース・アーカイブ xvisrc.zip  の COPYING に記載された使用条件・配布条件に従います。   WVIに移植された、K.Yoshizawa さんと同様、私(Eiichiroh Itoh)が作成した部分  についても、この条件に従います。   なお、このソフトウェアは無保証です。XVIの作者、WVIへの移植者、CE版への移  植者は発生したいかなる損害にも責任を負いません。各自の判断とリスク負担のも  とに使用してください。   詳しくは、COPYING および個々のファイルのコメントを参照してください。 ●謝辞   オリジナル XVI の作者、及び、WVIに移植した K.Yoshizawa 氏に感謝します。  特にWVIに移植された K.Yoshizawa 氏によるUnicode化によって、WinCE版を作成  するのが非常に楽でした。ありがとうございました。   また、アルファ版ながら快くテストに応じてくださった町澤さんにもお礼を申  し上げます。 ●履歴   0.01 1997/11/12    ・最初のバージョン   0.05 1998/02/20    ・最初のベータ公開 1998/02/20 Eiichiroh Itoh (GHC02331@niftyserve.or.jp)